この1週間、Twitter上の非モテ考察界隈が大盛り上がりでした。
例えば、「40代、無職、いじめトラウマあり、食べ物の好き嫌いが多い、恋愛経験なし」というスペックの男性をTwitter上のスペースに登壇させて、恋人候補になってもいい人スピーカーに登壇してくださいと募集かけていました。他にも自称非モテの女性を何人もスピーカーとして登壇させ、体験談を語らせるスペースもありました。

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行く末が気になって、ラジオ感覚で聞いていましたが、ふと気になります。なんで、非モテ同士でくっつかないのかと。

そもそも論として、自称「非モテ」と言ってもグラデーションが広すぎるという問題があります。男性の非モテの場合は、「①生まれてこの方カノジョができない、(風俗を除けば)童貞」で概ねコンセンサスがとれると思われます。しかし、女性の場合は違います。男性同様、「②生まれてこの方カレシができないし、処女」という人もいれば、「③一応カレシが居たこともあったとはいえ、本当に好きな人には振り向いてもらえない」という人もいます。結構、自称非モテの幅が広いのです。中央値としては「④昔はカレシがいたこともあったけど、ここ数年は干物状態、新しい出会いがなくて絶望中」「⑤何人かとは性交したけど、単なる穴モテで、人として愛してもらったことはない」あたりだと思われます。

ひそかに①~⑤と数字を振っていますが、私基準の絶対的不幸度としては、
①=②=⑤>④>③
であると思いますね。

「③一応カレシが居たこともあったとはいえ、本当に好きな人には振り向いてもらえない」は、少し妥協すればいくらでも男は見つけられるパターンではあるので、流石に恋愛弱者とは言えません。アイドルが「えー、私なんかもてませんよ~」と言っているのと同じようなものなので、男女とも恋愛弱者からすれば歯ぎしりの対象です。それでも、当人からすれば辛い悩みではありますし、恋愛漫画を読んで主人公に感情移入すれば、その気持ちの断片を理解することは可能かと思われます。ただ、この人にとって一番不幸なのは、なまじ魅力的な女性ではあるので、「相手がいなくて困っているなら、俺、立候補しちゃおうかな」という男性が群がってきて、無視orお断りしなければならず、「はあ?お高く止まりやがって、どうせ選んでいるからカレシできねーんだろ?」と逆ギレされるリスクもあるということです。


「④昔はカレシがいたこともあったけど、ここ数年は干物状態、新しい出会いがなくて絶望中」は、まあ少なくともこれまで誰にも愛されなかった人よりは恵まれてはいる訳ですが、甘美な経験がある故に、先の見えない絶望が一層際立つとも言えます。ただ、元占い師としてこのパターンの人も結構見てきましたが、なんだかんだで新しい相手を見つけていることが多いです。成功経験が1度でもあると、立て直しやすいようです。


そして、最後に議論が分かれるのは
「①②生まれてこの方パートナーができない、性交未経験」「⑤何人かとは性交したけど、単なる穴モテで、人として愛してもらったことはない」はどっちが絶対的不幸かということです。男からすれば、俺らの方が不幸だ、何故ならまったくもって愛してもらえていないからだ、体だけでも愛される分マシじゃんと憤りたくなりますが、ちょっと待ってほしい。大多数の男にとって性交は、プラスのイベントではありますが、女性にとっては必ずしも全てがプラスだとは限らないということです。性交を食べ物に置き換えて考えてみると、イメージしやすいかもしれません。「食べ物を入手できなくて飢える」か、「腐った肉だけならあるので、これを食って腹を下す」か。驚異の消化力で腐った肉を何とか糧にすることもありますが、普通は腹を下して、飢えより死期を早めるでしょう。


ここまで、非モテの分類してきたわけですが、①~⑤に共通することは「現在、好きな人に愛されていない」ということです。女性は、結構、男性をえり好みしており、相手と結ばれないのは自業自得の部分は多いです。一部の弱者男性はこの女性のえり好みに激怒している訳ですが、では、男性も相手をまったくえり好みしていないかと問われれば、強くは否定できないでしょう。極論ではありますが、ゾンビのような容姿でも、女性だからといって、愛せますか?


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程度はあるとはいえ、男性も相手をえり好みしており、一般的には若い女性至上主義な傾向が強いと言われています。つまるところ、たとえ、非モテであっても男性も女性も相手をえり好みをしている部分は否めないということですね。まあ、えり好みはしていると自覚したとしても、どうしても譲れないポイントはあるわけで、妥協するより孤高を選ぶという気高い精神が、少子化を進行させる原因のひとつなのだと思います。そして、穴さえあれば何でも良いと手当たり次第にアプローチする男性も、それはそれで失礼な話でもありますし。