新型コロナウイルスで世間が混乱しているわけですが、実際のところ、精神的に皆様どのぐらいダメージを受けているのでしょうか?例えば、自殺数。警察のWEBサイトを見ると、速報値が載っている訳です。コロナ不況による経営難と株価大暴落、外出自粛、先の見えない日々。ストレスたまりまくりで自殺した人は増えたのでしょうか?

コロナと自殺


昨年4月の自殺数1814人、今年4月の自殺数1455人。減っている???1月2月は微差ですが、今年3月も自殺数は減っています。事実としてはここまでです。新型コロナを日本でも心配する報道が増えたのは3月からですが、この数字の事実をどう捉えるべきでしょうか?

【1】落ちていく感覚は快楽である説
突然ですが、12月と1月は皆さま、どちらが好きですか?私は12月です。年末に向けて1年が終わっていくワクワク感、下旬の冬至まで闇の時間が長くなっていく感覚 。それに比べて、1月は年末年始休業から起き上がる感じのだるいこと。人間というのは、堕ちていく方が這い上がるよりも楽なのです。実際にうつ病も、症状が悪化していく時期よりも、回復期の方が自殺率が高いとされています。

これを今回のコロナ禍に当てはめると、3月4月は非日常へと堕ちていく時期であり、混乱と同時にある種の快感があったのだと思われます。緊急事態宣言解除に向けて、これから復興の時期。しかも第三波、四派が来るかもしれず、安定した復興とも言い難い。本当に辛いのはむしろ、ここからなのかもしれません。依然として警戒は必要なのです。


【2】会社や学校からの離脱による安息説
休業、自宅待機、テレワーク、学生さんなら休校。本来ならば日常的に通うべき場所に、通わなくても良いというのは、精神を安定化するのに一役買っているのかもしれません。日常のタスクからの解放はもちろん、パワハラやいじめからも逃れることもできる。しかも、逃れるための言い訳もいらず、堂々と巣籠ができるのはポイント高いです。また、それらによって、睡眠時間が増えたならば、肉体的にも精神的にも健全になるのかもしれません。


【3】残る希望は世界崩壊だけ説
最後にご紹介する説は半分冗談ですが、半分本気です。世の中、誰しも輝ける人生を歩んでいる訳ではありません。あいつは輝いているのに、なんで自分は惨めなのかと悩んでいる人は少なくないでしょう。いくら個人が情報を発信しやすい社会が到来したとしても、圧倒的な資本力の差と、技術や専門性の高度化でエッジの利いたことは庶民の自分には到底無理です。この超格差社会に残る希望は、戦争か大災害で、世界が崩壊し、リセットされた世界で一発逆転を狙うしかない。。。

はい、コロナ騒動でやってきました、世界崩壊です。これまでブイブイ言わせてきた金持ちは資産の暴落と固定費の支出によって泣き叫び、外でウェイウェイやっているリア充どもは外出自粛でうだつの上がらない日々を送っている。戦後初めて、真の意味で平等に近い世界。むしろ、巣籠ライフは自分の得意分野だ、ついに自分の時代が来た!みんな不幸になーれ。・・・そんな感じで、むしろ生きやすさを感じる人もいるのかもしれませんね。まあ、実際のところ、本当の金持ちであれば割安の株や不動産を買い漁ったり、リア充ならばオンライン活動やお家デートを愉しんだりしているでしょうけど。



自殺数の話については、普通に考えれば【1】の可能性が大ですが、まんざら【2】【3】の社会である可能性を否定できないのは、笑えない状況です。ただ、それでも、誰もが不幸な社会よりも、努力する人が報われる社会であってほしいと願うばかりです。