今週末は、日頃お世話になっているO氏の結婚式がありましたが、これまで見たことの無い結婚式をしようという夫婦の意志があり、様々新しい試みが散りばめられた結婚式となりました。

そのうちの幾つかの試みについては、出席していた某政治家も既にブログで詳細をレポートしております。 「これからの結婚式は「引き出物&招待状&ご祝儀袋レス」⁈」


私の場合は、同じ結婚式の某政治家が言及していないことについて、レポートしていきたいと思います。レポートを書く上で先に言っておかなければならないのですが、そもそも私、その結婚式の会場にいませんでした。実はオンラインで参加していたのです。結婚式そのものはVRカメラで撮影され、YoutubeLiveの限定公開で配信されていました。そして、披露宴はオンライン会議アプリを使って配信されました。

新郎も私も実験的な試みとして、やってみたのであり、失敗するかもしれないというのは互いに了承済みでございます。今回はそういったオンライン参加の結婚式について、参加者側視点でその感想や知見をまとめてみようと思います。

【結婚式のVR配信について、率直に思ったこと】

特にチャペル形式で執り行う場合は、神父の斜め前辺りに普通の定点カメラを配置して放置しておけば充分な気はしました。結婚式というのは、新郎新婦と神父のセレモニーであり、究極的にはそこだけ見ていれば良いのです。讃美歌を一緒に歌えない、集合写真には入れないということはありますが、ただ見ている参加者には負担は皆無です。

VR結婚式

VRということについてですが、ぶっちゃけいうとVRにする必要はあまりなく、というよりもVR対応の準備が利用者側としては若干面倒で、ゴーグルを用意しないと、画面が上記写真のような感じになります。

準備1.VRゴーグルを用意
購入する場合の推奨品はこちら。スマホ入れて使うやつ。


組み立てに手間どるので、前日までに組み立てと視聴テスト必須。なお、VRゴーグルでVR動画を観るときは、画面右下の「VRアイコン」をクリックする。

準備2.配信用のYouTubeチャンネルを「チャンネル登録」



【オンライン会議形式での披露宴参加】

オンライン会議形式披露宴
披露宴ではオンライン会議ツールを使っての参加です。上記の画面キャプチャでも分かるかと思いますが、オンライン参加者もビデオでお互いの顔が見えています。ついでにいうと、会場でも、オンライン参加者の顔がスクリーンに表示されます。


ちなみに、事前準備としてオンライン会議ツールのインストールが必須ですね。今回は「ZOOM」というアプリを自身のPCにインストールしました。
スマホアプリもありますが、チャット機能がある、こちら側の姿が会場でみられてしまうためスマホスタンドが無い限り手振れが多すぎて会場のスクリーン大惨事になるなど、色々考慮すると、PC一択なのですよ。ただ、短時間に一瞬だけアクセスするのであればスマホでもいいのかもしれません。一般参加者ではなく、余興係としてなら、想いでの地をリポートしたり、屋外で特別な演出をリアルタイムで行ったりなどする形でスマホ利用もアリでしょうが。

その他、気づいたことを下記のとおり箇条書きでまとめました。これらの知見を活かし、各自改善して頂くことで、日本の結婚式事情が良くなるといいなぁと思います。

★利用者のメリット
・超気軽に参加できる(距離の問題、体調・育児・介護などで家を離れられない問題、遠縁だけど行く微妙な立場である問題、ご祝儀の問題などを一気にクリア)
・カメラを気遣ってくれる人がいれば常にベストポジション(可能であれば、カメラを動かしてくれる人はいた方が良い)
・オンライン参加者同士、チャットでの謎の絆
・画面キャプチャで似非写真撮影可能
・祝電よりもポジション的には目立っておいしいかも(悪目立ちが嫌ならビデオをOFFに)
・「どういう結婚式をしたか」という情報を知りたい人向け。

★参加者の心境的なデメリット
・会場では御馳走が並ぶ中、自分の目の前には御馳走がないので空腹(事前に食事の用意の呼びかけ必須)
・自分の足で歩けないので、話したい人に話しかけられない。会場での再会や参加者同士の近況報告を期待する人には向かない。
・ログアウトすると会場の進行状況が読めなくなり、それ故に再度ログインするのに結構プレッシャーがかかる。
・利用者全員がシステムを理解把握するのが大変だし、幹事だってシステムを理解して説明をわざわざするには労力が要る。暗黙の了解として利用者には自分でいじって使い方を把握できる程度以上のITリテラシが求められる?


★会議形式(双方向映像)であるが故の参加者の心境的なデメリット
・背景(自宅)の掃除必須。
・自宅にいるのに服装を気にするという事態に。
・画面に集中するのに加えて、自分の姿が丸見えというのは実は結構疲れる。
・会場のスクリーンに自分の顔がどアップになるアクシデントも発生することがある。
・余興の為にスタンバイしている場合は、トラブル対策のため、別途、会場にいる専用担当者とLINEやFacebookメッセンジャーでチャットしていた方が無難。あと、そういった労力の関係上、会合の前半にやってしまった方が良い。
・他のユーザーがログアウトすると、自分はログインし続けてもいいのかと不安になる。会場では一参加者の離席はそこまでインパクトはないが、オンライン参加者のログアウトは、断絶された気分になるので結構インパクトがでかい。

★技術的なデメリット
・ときどき音声が途切れる
・映像でも遅延が発生する可能性あり
・利用者のデバイスによって不都合が生じる場合もある(マシンスペックの問題、スマホ通信の場合電池を滅茶食うなど)
・多分、アクセスし続けることによって、通信の調子が悪くなるリスクを潜在的に抱える
・多分、オンライン参加人数が増えると、通信の調子が悪くなるリスクを潜在的に抱える