先日、知人と雑談中、占いに関して次のようにぼやいていました。

「家族が方位を気にして、引っ越しに乗り気になってくれないのですよ」

引っ越しの時期と方向によって開運をするやり方は、東洋占術の九星気学に基づいています。一白とか二黒とか、聞いたことある人もいることでしょう。非常に残念ながら、通常、大体の方位は凶なのです。八方位ある中、引っ越しても良い方角は、せいぜい一、二方位。そもそも生まれ年と時期によっては、引っ越しそのものを見送る必要すらあります。気学の理論に従って解釈するならば、凶方向に引っ越すと当然、不幸なことが舞い込みやすくなります。吉方位を狙って引っ越すには、数年がかりで計画を立てないと厳しいのです。

compass-626077_640


ただ、会社都合で引っ越しが発生したとか、消費税アップ前に家を建てる契約をしたい、地価が高いうちに住んでいる家を売り抜けたいなど、どうしても急に引っ越ししなければならない事情を持っている人もいることでしょう。だからといって凶方位に引っ越すのは気が進まない。

という訳で、そのようなお悩みを持つ方々にお答えいたしましょう。正直なところ、気学は私の専門ではありませんので、偉い先生からのまた聞きの知識となります。流派とか解釈の違いとか色々あるとは思いますので、異論はご自由にといったところですが、質問についてはご容赦を。

【1】一家全員に対する吉方向を妥協する

吉方位というのは生まれ年と時期によって異なっています。つまり、大抵の場合、同じ家族でも、幸運の人も不幸の人も入り混じっているということです。そんな訳で、「一人でも吉方位に合致する方向」に引っ越すのであれば、それはそれで良しと判断するという考え方があります。もちろん、全員揃って吉方位へ引っ越すのが最善ではありますが、そのタイミングを待つのはきりが無いです。

【2】転勤命令は基本的に大人しく従う

サラリーマンの辛いところの一つは、転勤命令が出て引っ越しの強制がありうることでしょう。「吉方位が・・・」と上司や人事に訴えるのは現実的に考えて厳しいものです。それでも、ご安心を。サラリーマンの転勤命令による引っ越しは、気学的な影響を受けません。事情が無ければ大人しく従う方が、無難でしょう。

どちらかというと、会社そのものの運気の影響を直に受けます。自分たちの部署の事務所が移転したときの方が、気学的に強く影響を受けるのです。この場合は家からの通勤の方向というよりも、旧事務所から新事務所への方向で見ます。また、転職して新しい会社に選んで入社して勤務地が変わった場合は、それは選んだ人の意志に基づきますので、これも事務所移転に近い意味合いで影響を受けます。蛇足ですが、転職の際に一週間以上無職期間をはさんだ場合は、家から勤務先という方向になりますね。

【3】住み始める時期を少しだけずらす

賃貸から別の賃貸に引っ越す際に、「あと数日で引っ越し先の方角が、凶方位が吉方位に変わるのに・・・」というケースは時々あります。もし、金銭的に余力があり、状況が許すのであるならば、引っ越し先の契約はしても、実際に移り住むのは吉方位の時期に切り替わってからにしましょう。気学は、身体が移動して住み始めてからで引っ越ししたとカウントをします。なお、一週間未満の滞在は引っ越し扱いにならないので、小旅行も引っ越し扱いにはなりません。そういったことも、うまいこと活用していきましょう。


【4】家を建てるとき、名義を考慮する

家を建てるとき、必ずしも旦那名義にする必要はありません。旦那の運気が悪すぎるときで、かつ妻の運気が良いときは、妻の名義で建てるという裏技があります。そうすることによって、妻の幸運期の影響だけを受けます。

余談ですが、お墓を作るときも、方位等の気学的なことを気にした方が良いのです。しかし、こればかりは女性名義で作るのは避けた方がいいようです。



そんな訳で、やむを得ない場合は、その場で討ち死にせずに、移動してください。