先日、パソコンのハードディスクの容量が残り100Gをきったので、半日がかりでデータ整理をしてました。そのときに、昔ダウンロードしていたゲームとか昔作成したドキュメントとか、懐かしいものが色々出てきました。

ところで、本棚を整理すると、発掘した漫画とかアルバムを精査してしまうことは珍しくありませんよね?それと同様に、たまたま発掘した『僕と君の夏休み』という謎のファイルを、つい"精査"をしてしまうのでした。



謎ファイルの正体は、上記の動画をチラ見した方は分かると思いますが、いわゆるギャルゲーでございました。ギャルゲーは、ボーイミーツガールなストーリーの、画像・音声付きライトノベルみたいなもので、選択肢によってヒロインと仲良くなれたりフラれたり、はたまた別のヒロインと仲良くなったりするゲームです。懐かしいなあと思いながら、いつの間にかプレイしておりました。

ただ、ギャルゲーというのは結構残酷なものなのですよ。いくら、ゲーム内でヒロインと仲良くなったところで、それはゲームの世界での話。ゲームクリア後、現実に引き戻される訳です。ましてや、このようなジャンルのゲームにハマる時期というのは、現実で孤独を感じやすい時期と重なることが多く、クリア後の虚無感は孤独に追い打ちをかけることでしょう。

ちなみに前回、ギャルゲーにハマった時期は、職業占い師として開業直後です。WEBサイトを作ってみたものの、どうやって商売を軌道に乗せるか考えていた時期であり、占いを基にギャルゲーを進めていくゲーム実況動画を作ろうとしておりました。結局、自分の実況スキルの低さに絶望したのと同時に、そういう路線で売っていくのはどうなんだろうと思ったので辞めました。


さて、このギャルゲーのヒロインには、幽霊キャラがおりまして、相思相愛になると成仏してしまうというストーリーが、うっすらと記憶に残っておりました。ゲームの中で綺麗にお別れができるので、現実に引きずらない、文字通りのひと夏の思い出を愉しめるルートです。という訳で、先日の久々プレイでは幽霊っ娘を攻略しましたですハイ。


こういった類のゲームを集めると、幽霊でも、猫耳でも、メイドでも、王女でも、ツンデレでも、ヒロインには色々な属性がありますが、ヒロインをヒロインたらしめるものって、何なのでしょうか?容姿というのは確かにあるのかもしれませんが、漫画絵というのは一般的に残念な容姿のキャラよりも、美しい容姿のキャラが描きやすいです。そのような事情も加味し、ヒロインにならないモブキャラですら二次元の世界では美しいことが多い訳で、決定打にはなり得ません。


全てのコンテンツでそうとは限らないのですが、個人的には、「根源的善性」というか「主人公にとってヒロインは心の奥底で信じられる要素がある」というのが、二次元ヒロインをヒロインたらしめるように思えます。普段はツンツンしていても陰では優しかったり、敵対するそぶりを見せつつもいざとなると味方になったり、そもそも裏表なくずっといい人だったり。

まあ、現実では、男でも女でも、自分で長期間続けようと思う指針が簡単に揺らいだりするのが常な訳です。この人と一生添い遂げると誓っても3分の1は離婚しますし、失恋してショックを受けていた筈の女子が新しい彼氏ができて浮かれている姿は珍しくありません。就職してこの会社で頑張ろうと思っても3年以内に沢山の人が辞めますし、起業しても数年のうちに多くの人は撤退するでしょう。だからこそ、ある種の完璧性を維持するのは非常に困難であり、フィクションの世界に完璧性永遠性が求められるのは致し方ないのかもしれません。