「最近の中学生」というのは、一般的な大人にとってすれば案外、謎の生態です。

昼は学校、放課後と週末は部活。高校生のようにバイトを許可されることがなく、小学生のように親子で地域コミュニティに出てくることもありません。社会から徹底的に隔離されています。接する大人は親族か教育関係者ぐらいでしょう。

貝木泥舟



最近ですが、沢山の中学生と話す機会があり、流れで手相を見ることとなりました。20人近くざっと見て、彼女らの手相の傾向をまとめてみました。

【1】金星丘が発達している

手相というのは、線だけ見れば良いというものではありません。部分的な張り具合とか、形とか見ることもあります。彼女らの手相のほぼ全員に共通して言えることの一つとして、金星丘という部分が発達していました。これ、「現段階において、健康状態良好」を意味する相です。若い彼女らは大抵の場合、健康そのものだと言えますので、概ね納得できる結果だと言えます。なお、当たり前のことですが、医学的根拠は無いので、ここが発達しているからといっても、体調を崩した場合は病院には行きましょう。

【2】感情線が短い人が多い

感情線という線が短い人が割合として多かったです。感情線が長い人は、相手の琴線に良くも悪くも深入りしますし、短い人は言葉足らずで感情的なコミュニケーションが上手くないと言われています。自我が目覚め、思春期に入るか入らないかの彼女らにとって、他人だけじゃなく、自分の感情もこれまで強くは意識してこなかった年頃なのでしょう。コイバナとかもしてみたのですが、異性に自分の強い想いを堂々と伝えるどころか、興味はあるけど恥ずかしくて言いたいことが言えるわけがないという感じの反応だったので、感情線の短さは妥当なところと言えそうです。

【3】ニートの手相に近い

半分ぐらいの人に当てはまったことですが、基本の四大線(生命線とか感情線とか)を除き、余計な線がほとんど無い状態でした。この手相は、ニート、もしくはストレスレスな環境でのびのび仕事をしている人に多いです。今回の中学生達は昼は学校、それ以外は部活と、ニートとは程遠い、結構忙しそうな学生生活でしょうが、案外、それほどストレスには感じていないのかもしれません。彼女らをとりまく学習環境が良いのか、一般的な大人と考え方が異なっているのか、広い世界を知らないから相対的に自分が幸福か否かを考える機会が無いのか、それともそれとも、彼女らの未来にはノンストレス社会が到来するのか・・・。これはとても興味深いところです。


以上、中学生の手相の特徴でした。手相は変わりますので、大人になったら全然違った相になっているかもしれません。ちなみに、このページに掲載されている絵は、本件と何も関係がありません。何となく、ちょこっと描いて、貼り付けたくなっただけです。