職業占い師から転職して、今は全く違う仕事をしているのですが、時折は個人的に付き合いのある人から依頼を受けて鑑定しています。ただ、以前よりは鑑定する頻度やスピリチュアルっぽい人との付き合いが減ったのは確かです。そんな訳で少し距離を置くと、心境的にどんな変化があるか、まとめてみました。

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【1】(元)同業者の動きに興味が無くなった

「あー、元気でやっているなー」とかは思うのですが、占い師仲間の動向が気にならなくなりました。同業者とは運命学(占術)や商売の仕方などを話し合うこともあったのですが、元々、この業界って、それぞれが独自の価値観でやっていることも多いため、本気でのめり込まないと相手の話を聞いても理解し難いものがあります。霊感の無い理論系鑑定士は、霊感占い師の話を聞いても分からないし、男の占い師は、子宮系スピリチュアルを語る人に抵抗を覚える人もいるでしょう。良く分からないスピリチュアリストと組んで、適当に話を合わせながらうまくやっていく必要がなくなったので、自分の興味のあることだけに専念できます。

【2】怖い話を読むモチベーションが沸かない

以前、私の密かな趣味のひとつはネット上の怖い話を読み漁ることでした。しかし、転職をしてからというもの、読みたいと思わなくなりました。この場合の読みたくないというのは、嫌なものを感じて拒絶とかではなくて、単純に興味が沸かなくなったということですな。

確かに最近は忙しくなったのですが、時間が無いからというのが理由ではないようで、怖い話が集められたサイトを見に行っても、どうもワクワクしない。自分のやっている占いそのものには依然として興味があるので、この世のよく分からないものを否定する気とかは全くないのです。

この理由は、私も良くわかないのですが、ひょっとしたら寧ろ、占い師をやっていた時に、何かに憑かれていた・・・というのは考えすぎですかね。

【3】自分の人生の主人公になる

占い師というのは、ある種の聖職者に近いものがあります。広い世界、生臭坊主とか悪徳詐欺師スピリチュアリスト、もしくは自己顕示の権化もいるのでしょうけど、世の中に貢献したいとというピュアな占い師も案外少なくない訳で、私も自分では後者のつもりではありました。しかし、真面目に向き合う程、この仕事には卑しさを感じてしまうこともあり、人としての幸せを享受することに抵抗を覚えることがありました。ただ、辞めてしまうと、そういうことも無くなる訳であり、自分の幸せを追いかけることに抵抗が無くなりました。


以上のように以前とは心持が違うのですが、今日も何とか生きています。