この夏の都議選で、私はとある候補者を応援しておりました。正直いえば、その候補者、ネット上ではかなり評判悪いです。時々、その候補者の名前を検索してみていましたが、Twitterで書き込まれている内容の9割以上がネガティブなのです。だいぶ昔に解決済みの問題を引っ張り出されたり、一緒に写真写っていた人が賛否両論あるが故に叩かれまくったり。中には「何となく胡散臭い」とか「直観だけど、あいつ、仕事できない」という誹謗中傷以外の何者でもないコメントもありました。また、ヤフーニュースのコメント欄でも、批判のオンパレードであり、批判コメントには大量の「評価する」ボタンが押されておりました。

都議選


その圧倒的な量のネガティブコメントを見ると、常人であれば、自殺もののレベルです。ネットの個人コメントから判断するならば、ボロボロな得票数になりそうと絶望しそうになる状況でも、その候補者は、絶対に大量の票を獲得するという決意を揺るがせませんでした。それは気合の問題というよりも、勝機はあると理性的に分析していたのかもしれません。

そして、実際はどうだったのかといえば、その候補者はその地区で圧倒的な得票数でトップ当選を果たしました。つまるところ、その人は非自民陣営の当選者であり、叩いていたのはネトウヨということになりますな。

実際、公示前の数週間、私も朝早くからその当選者と2人とか3人で、駅前に立ってビラ配りやっていたのですが、あんまり嫌な目線では見られませんでした。2分に1枚配れれば上出来と言われていましたが、実際、もっと配れてましたし、中には向こうからビラちょうだいと寄ってくる人もいれば、ビラを受け取ったあと「〇〇さんね。知っている。入れる。」と小声で呟いたりする人もいました。

また、一緒に街中を練り歩いたこともあったのですが、結構手を振ってもらえたし、取材に来たテレビクルーも「これが本物の勢いというものか・・・」と呟いていました。リアルで体感した限りでは、風は確かに吹いていました。それは負の感情が渦巻いているネットの中とは全く違うのでした。


この選挙で思ったのは、ネトウヨって、実際のところあまり影響力が無いのだろうなということでした。というよりも、右翼左翼など政治とかの問題にとどまらず、ネット上でネガティブなものを吐露しまくっている人たちというのは、社会的影響力というのはほとんど無いのかもしれません。誹謗中傷の根源は嫉妬であるというのは、何となく理解できます。

逆に、他にも言えることとして、リテラシーの高い人は、ネットの安易な批判に惑わされずに物事を判断できるのでしょう。実際、魑魅魍魎としている政治の世界においてでは意外にも、その当選者のコア支援者達って、自分の脳みそで考えて行動でき、実務遂行能力が高く、最後までやり切る義理堅さを持っている人達なんですよね。

今の時代、ネット上のテキストだけを追いかけているだけではダメです。ノイズを見極め、自ら風に飛び込んで、現場で苦労しなければ、本物とやらには辿り着けません。普通の人よりかは内側からこの都議選を観ていた自分としては、世の中を変えるって、そういうものだと思いました。


追記:私、前職が占い師という怪しい仕事をしていたために、その当選者の名誉のためにここでは具体的に誰なのかは明記しませんが(と言っても、その当選者は私の占いを一度も受けたことは無いし、占いをお遊びぐらいにしか考えてくれないけど)、これからも誹謗中傷に負けず、その人には政治を良い方に変えてもらえればと思います。