人脈、人脈と鼻息を荒くして、異業種交流会のパーティーに出かける人を良く見かけます。沢山の人と繋がりたい人にとってそのようなパーティーは二時間ぐらいの規模のものであれば、多くて10人がちゃんと話せる限界ですし、丸二日のイベントでも多くて20人が交流の限度でしょう。私も時々、パーティーなんか行って、知り合いを増やしますが、絞り込んで5人ぐらいと信頼関係を築けたら上出来だと思っています。

また、処世術のハウツー本とかを読むと、どうでもいい人には一切名刺交換せずに、狙いたい人一人だけにアプローチしろみたいなことも書かれている訳です。ただ、そういう狙われる人というのは、みんながみんな、名刺交換をしたい偉い人な訳で、貴方は30秒だけ会話をして名刺を交換した「大河の一滴」となります。

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非常に残念ながら、「貴方の名刺がよほど凄くて価値のある肩書なのか、貴方はお金を持っているカモネギなのか、既存で走っているビジネスに利害関係がある人」でなければ、相手にされないでしょう。せめて、偉い人と同格に近いポジションでなければ、3分以上貴方に時間を割いてくれません。

もし、貴方が、その偉い人と与したいけど、これといって社会的価値の無い人間である場合は、「たとえ分が悪くても文句を言わずに従うパシリ、あるいは素敵な一夜をレンタルさせてくれそうなおぼこいおねーちゃん」になるしかありません。

例外があるとすれば、清き一票が欲しい政治家さんや駆け出しの芸人なら嬉しいとは思うので、好意的に接すればそれなりに相手はしてくれるでしょう。

一般的に偉い人ほど、お金はきっちり管理していて、見ず知らずの1,2回会っただけの下心のむんむんの相手に奢ったり、おいしい案件をプレゼントしてくれる訳がありません。むしろ、そういう人たちとパーティーでつるもうとするならば、枯れ木も山の賑わいという形で集められサロンビジネスの養分になるのがオチです。偉い人の隣で並んで写真をとってSNSに公開しても、それを友達と表現するならば、中々危篤な価値観をお持ちと言えます。


今の私は、何でもないただの一般人となりましたが、では、偉い人と一緒にいることに価値がないかといえば、それもまたNOだったりします。偉い人というのは遊び方が面白い人が多く、彼らと一緒にいると遊びが豊かになるのですよ。遊びとは、具体的に何なのかというのは議論の余地がありますが、彼らの遊びは幅が広く、単なる消費活動に留まらない創造的なことが多いです。

一般人の遊びというと、お酒を飲む、カラオケや遊園地等に行く、動画や本などを楽しむなど、誰かの作った製品やサービスの中の様式に則て消費活動をすることが多いです。しかし、偉い人とつるんでの遊びでは、0から新しいことを企画する企画させる、スポンサーの企業を捕まえてやりたい放題やる、社会に対して意義のあることをする、協会や非営利団体を立ちあげちゃう、今まで誰も見たこともないことに挑戦するなど、一般人の狭い常識を突き破ったことをしてきます。

昨日の通勤前は、某炎上政治家の朝の選挙運動を手伝ってきましたが、それも広い意味で言えば、私にとっては遊びです。彼の当落は私の収入に一切関係ありませんし、いずれ私も政界にとかいう意思もありません。ただ、政治家ってどんな想いで朝駅前に立っているんだろうと、個人的には面白そうだから手伝いに行きました。もちろん、手伝うからには本気で手伝いますよ。遊びというのは本気でやるから面白いのです。

私の場合はたまたま身近に政治家がいただけですので、別に政治家じゃなくとも良く、なんか凄いなーと思う人には、とりあえず全力で一緒に遊ぶと世界は拓けてきますよ。じゃあ、どうやってそんな人達と出会うかといえば、アクティブな人の誘いに面倒くさがらずにホイホイついて行って、そこで会う人たちにきちんと認められれば、人が人を紹介する形でそのうち会えるでしょう。どんな人でも理論上では知り合いを7人ぐらい辿れば、米国大統領ぐらいには繋がりますよ。(例:母子家庭の娘→母親→役場の人→役場の人の上司→議員→与党議員→首相→米国大統領)見ず知らずの人ではなく、まず、周りの人達と丁寧に接することが大事ですね。