先日、『夜は短し 歩けよ乙女』の映画を観てきました。ヒロインである"黒髪の乙女"が、酒を求めて夜の町中に繰り出し、変な人達の飲み会を数々渡り歩く、恋に酒にどんちゃん騒ぎする青春群像劇です。出会いが出会いを呼び、物語は動いていきます。

主人公である"先輩"は、小理屈をこじらせた草食系男子学生なので、サブカル臭のする作品を好む視聴者からは、波長が合うかもしれません。





ところで、この映画の舞台は、京都市内、及び、京都大学です。

私は、学生時代から毎年、京都に足しげく通っています。奔流中国という団体にて、京都の大学に通っている学生の旅仲間が多くでき、彼らとふざけあってました。


吉田寮エントランス

こちらの写真は京都大学の吉田寮の玄関。個人の部屋でもないところに、こたつが出されているところにカオスっぷりが現れています。主人公の住処はここがモデルです。私にとっての京都のイメージは、歴史的風格がある街というよりも、変な人たちが人が人を呼ぶ形でいっぱい集まり、ワイワイ騒いでいる街といった感じです。

実際、どのぐらい、人が人を呼ぶかと言えば、だいぶ昔のとある夜を一例に出しましょう。「鴨川で鍋するぞ!」と号令を発し、集まった人の人間関係図を作ったところ、下記のようになりました。

鴨川に集まった変な人の関係図

・集合時間?当然の5時間遅れ。 
・みんなでカレーや回鍋肉を作って回し食い。
・ボールを使って私を集団リンチ ごっこ。
・鴨川の水でビールを冷やそうとするものの、まったく冷えず。 
・1人がよさこいを踊りだすと、ぴょんぴょんと人が集まり、月夜の怪しい妖精さん集団が完成。 
・よく分からないうちに、私は足を負傷。 
・近所の居酒屋が閉店すると聞きつけると、 駆けつけて大騒ぎし、また鴨川に戻る。 
・朝方、鴨川のほとりで寝ようとしたものの、 朝日が想像以上に暑くて断念。


今でこそ、条例ができたり、集まったメンバーの大半が結婚したりで、全く同じことの再現は難しいのでしょうが、一期一会のあの夜はとても楽しかったのです。京都は商売をするには大変そうな街ですが、希望を宿したパワフルな若者には魅力的な街と言えるでしょう。

そんな訳で、『夜は短し歩けよ乙女』の感想としては、京都という舞台装置があれば、充分にリアリティのある話ではないかと思いました。あと、この作品が好きな人には『四畳半神話体系』もお薦め。部分的に登場人物が重複しています。



今の時代、学生は学生の身でありながら社会で生き抜くスキルを身に着けるようにと強いられていますが、社会とはあさっての方向に必死になって動く登場人物たちに、じんわり来るものがあります。個人的には、神やら天狗を名乗る樋口師匠が、大学を離れた後にどのように生きていくかが気になるところ。昔から魔術師を名乗っていた私と通じるものがありますので。



とにかく好機を逃さないことが肝心じゃ。好機はいつもあなたの目の前にぶら下がってございます。あなたはその好機を捉えて行動に出なくちゃいけません。さもないと!・・・あなたはまた今と変わらぬ人生を歩むことになるじゃろう。
はい、4000円。
by占いババ
もし、今の知識を持ったまま、学生時代に戻れたとしても、私は多分同じことを繰り返していたと思います。

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