シェローム。
ヘブライ語でこんにちは、という意味らしいです。
またまたイスラエルの現地で厄介なことに巻き込まれて身動きが取れないのですが、wifiと時間には恵まれていますので、ブログ更新です。本日はエルサレムの重要ポイントについて。

イスラエル-エルサレム


実のところ、 エルサエムは路面電車が走り、ビルが林立する割と都会です。オープンテラスの欧州風カフェもありますし、様々な店のウィンドウショッピング楽しめるぐらい栄えています。街中には英語のテロップも結構ありますので、比較的旅行者にも優しい街です。

イスラエル-エルサレム新市街02


しかし、旅行者が向かうのは旧市街でしょう。

イスラエル-エルサレム旧市街

旧市街の城門の中には、アーケードがあり、沢山の店がひしめいてます。アラブ諸国のスーク(市場)みたいな感じですが、クミン臭は少しするとして、驚くべきことにまったく臭くないのです。こういう雰囲気の街は大抵臭いと相場は決まっているのですが、肉類の生鮮食品を露店につるすことはしていないし、ゴミもあまり落ちていないし、排水溝もあるため、全然におわない。

そして、この旧市街にはイスラーム教、ユダヤ教、キリスト教の三宗教が並存しており、それぞれに関わる重要なスポットがあるのです。イスラーム教も、ユダヤ教もキリスト教も、啓典の民と言いまして、呼び名や作法は違えど実は同じ神を崇めています。

まずは嘆きの壁。大昔はユダヤ教の神殿でしたが、長年、イスラーム教の支配下にあったため、ユダヤ人はここに来れませんでした。近年の戦闘を経て、ユダヤ人はこの場に来られるようになり、祈りを捧げています。
イスラエル-嘆きの壁


岩のドーム。非ムスリムの人は、ドーム内には入れませんし、ドーム周辺に行くにもかなり並びます。世界の中心とされているのですが、外から見る限り、派手な建物だなという印象しかありません。正確に言えば、感慨に浸ろうと思っても、非ムスリムの人を追い立てるように「Time Out! Go Away!(時間だ、早く行け!)」とセキュリティの人に叫ばれます。
イスラエル-岩のドーム

 
他宗教の私からすると、一番、凄いと思えたのは、キリスト教の重要スポット「聖墳墓教会」です。
イスラエル-聖墳墓教会
 

ここは、イエスキリストが処刑されたゴルゴダの丘に建てられ、イエスの墓があります。


イスラエル-聖墳墓教会-イエスキリストの墓外観

失礼な言い方かもしれないのですが、この場所、物凄く気持ち悪いのですよ。宗教学者ルドルフ・オットーは、宗教が宗教たらしめるものとして、「ミステリウムトレメンドゥム mysterium tremendum」という概念を掲げています。砕けた言葉で言えば、薄気味悪くてどことなくぞわっとさせる要素とでも言うべきでしょうか。

そして、この場所は何かいるんじゃないかと思わせる雰囲気のほかに、息が詰まりそうな光の加減やインセンスの独特の香りなどから、物凄く神々しさを感じさせます。

イスラエル-聖墳墓教会-ミステリウムトレメンドゥム

私は魔術の研究のために、多少、キリスト教をかじっているだけの立場ですが、この光を浴びると、目元が熱くなりました。筆舌しがたいのですが、懐かしくもあり、尊くある光に焼き尽くされて、高次の方へ進んでいけるような。。。そして何を理解したのか具体的に何も説明できないけど、何となくそうだったのかと思わず呟きたくなる感覚です。


ところで、エルサレム近郊にエマオ遺跡があります。個人的には数少ない信頼できる占い師から、是非そこに行ってくれと言われて行きました。エマオは、イエスキリストが復活後に現れた場所とされていますが、ここも中々気持ち悪かったです。私、基本的には霊感はないんですけどもね。よく分からないところでカメラが顔認証するし。

イスラエル-エマオ