相変わらず、占い師(開業届上は魔術師)という胡散臭い仕事を続けております。どのぐらいの胡散臭さかと言えば、以前、女友達と遊びに行ったとき、「この仕事だとお父さんには紹介できないな」と言われるぐらいです。それでも、人間関係は狭まるどころか、開業以前に比べればずっと増えています。

この広がりは、本当の意味での広がりです。ネットワークビジネスとか、怪しげなスピリチュアルの人たちですと、仕事を始めると確かに人脈は広がるでしょう。しかし、大抵の場合、それは同業者同士の範囲。非同業者の場合は、むしろ狭まると思われます。良識的な人たちからすれば、そういった類のものは、ドン引きするものに値するのです。

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幸いなことに、私の場合は同業界の方の知人も増えましたが、それ以上に占いとは全く関係のない人たちとの繋がりが格段に広がりました。知り合いから遊びやらイベントに誘われたり、時々古い知り合いから占ってと自発的なお問い合わせを頂いたりすることもあります。そのために、私が普段から心がけていることをまとめてみました。

【1】綺麗ごとと現実のバランスを取る

胡散臭い人というのは、綺麗ごとをまくし立てるのが好きです。「良いものは世の中に広めよう」「win-winだね」「思いは実現する」「マインドブロックから解放されて自由に生きる」とか、そういった類のものです。率直に言えば、私も綺麗ごとは好きです。だからこれまで、ボランティア活動とかNPO支援活動とかで、実際に手足や頭を働かせてきました。

しかし、綺麗ごとばかり捲し立てると、聖人のように現実感がない存在になるというか、バランスというのが悪くなります。だからこそ、このブログやリアルでは、地に足を付けた考えも時には発します。まあ、占い師に関してはアイドルのように活動するという稼ぎ方も存在するので、あえて綺麗ごとだけ並べるのもアリかもしれません。とはいえ、よほどの人徳者じゃなければ、精神は摩耗するでしょうし、利害関係のない普通の友人は減っていくのでは無いでしょうか?

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【2】自分からは営業をしない

誰でもウェルカムみたいなパーティーにいくと、「各種勧誘目的での参加はご遠慮ください」と一言、釘を刺していることがあります。個人的に全くその通りだと思います。友達を増やす或いはコンテンツを楽しむことが目的のパーティーにも関わらず、胡散臭い人物が紛れていれば、トラブルの元。引いては、その企画者のプロデュースするイベントのブランド力も下がります。だから、その場では絶対に営業しないし、そのイベント終了後であってもそのイベントで連絡先を交換した人にも自分からは絶対に営業しません。(遊び目的でならこちらから連絡をすることもあるけど)

もちろん、自己紹介するタイミングがあったり、素性を聞かれたりした場合、正直にあっけらかんと話した方がいいです。そうしないと話がしづらいこともありますからね。あくまでも私からは勧誘しませんが、向こうから興味を持って色々聞いてくることがありますので、お仕事に繋がることは時々あります。興味のない人に営業しても意味は無いし、元から興味のある人と普通に話していて向こうから自然と仕事を依頼してこなければ商才が無いということです。

ちなみに、パーティーなんかでは占ってとよく言われますが、具体的な日時が出ない場合は8割以上の確率で、タダでの依頼か社交辞令ですので、真に受けてはいけません。本当に依頼がある場合は、個別にこっそりと連絡が来るものです。そしておそらく、これは占い師に限らず、多くの独立起業なんかでも同じだと思われます。起業しますと宣言して、Facebookいいねを集めても、しょうがないのです。


【3】きちんと成果を出すこと

時々ですが、友人から依頼が来て、お金を貰って占うということがあります。外れるようであれば、その友人からの信頼問題に関わります。(お客さんが友人で無かったとしても信頼問題に関わるのは同様ですが)成果を出すことが求められるでしょう。そういった意味では、紛い物を使ってのビジネスというのは、言語道断なのです。

あとは、根っこの部分は信頼できると、普段から誠実な行動をとることですね。私の占いは2割ぐらいの確率では外れますが、普段の信頼があれば、一回うまくいかなかったからといって、有料での占いは依頼してもらえなくなっても、人間としての信頼関係が瓦解することはありません。もちろん、そんな情けないことが起きないように日々精進するしかないのです。



そんな訳で、変わったお仕事をしていても、ドン引きされないようにがんばりませう。