節分といえば、豆まき、もしくは恵方巻を食べるなど色々やることが多そうなのですが、本来、何をする日なのでしょうか?答えはずばり「恵方参り」をする日です。今回は その恵方参りについてをまとめていきます。

【1】そもそも恵方とは?

恵方とは、その年の歳徳神(としとくしん)と言われる年神がやってくるという方角のことです。この方位の選定は、十干十二支の理論に基づき、占いの種類で言えば、九性気学と呼ばれる日本の占術と親和性があります。2017年は壬(みずのえ)=北北西。2018年は丙(ひのえ)=南南東。一定のサイクルがあります。

【2】恵方参りとは?

節分(立春)にスピリチュアルスポットでお参りすることを言います。その効能ですが、普段の何でもない日にお祈りするよりは、強く願掛けできるといった感じです。なお、立春からプラス1週間ぐらいが、願掛けにボーナスがかかる時期と言われています。他にも、春分、夏至、秋分、冬至の前後も似たように願掛けボーナスが入りやすいとされています。あくまでも願掛けの効力が上がるだけなので、現実の努力を放棄してはいけませんよ。

【3】どこでお参りするか?

自分の家から見て、恵方の方向にあるスピリチュアルスポットでお参りしてください。ここでスピリチュアルスポットと書きましたが、宗教にこだわらず、神社でも寺院でも教会でも、それっぽい神聖な場所であれば大体OKです。天と地に感謝できそうな雰囲気であることが大事。ただし例外なのは、お稲荷さんなど、動物霊を崇めているところ。ここでは恵方参りという意味では効果はありません。あと、教会もOKではあるものの、流儀が違うので、そこで実行するかは場の空気を読みましょう。

ちなみにですが、もうひとつ条件があり、それは自宅から一定距離離れていること。500mとか750mとか諸説ありますが、ざっくり言えば徒歩10分以上といったところでしょうか。方位の確認や距離を測るにはgoogle mapを使うと非常に便利です。

【4】どのようにお参りするの?

右手で天を指し、左手で地を指します。電気のプラスとマイナスを繋ぐ銅線のように、自分を天と地を繋ぐものとしてイメージしながら、願掛けを行いましょう。このポーズ、傍から見ればサタデーナイトフィーバーですね。

フィーバー状態

・・・まあ、実際のところ、すごく恥ずかしいポーズではあるので、その宗教、宗派の流儀に従って、普通にお祈りした方が無難かもしれません。自分でこの文章を書いておいてアレですが、私もフィーバーポーズでのお参りはしません。

【5】で、恵方巻は?

元々、一部の地方の風習であり、それを商業戦略で無理やり全国区にしたものですで、無理にこだわる必要はないでしょう。2月3日は閉店間際にスーパーに行くと、大量の売れ残りを防ぐために、半額シールが貼られて叩き売られていますので、安く寿司を食べられる日として愉しみにしましょう。というより、恵方巻商戦って、海苔と酢の業者以外誰も得してませんから、コンビニ・スーパーの本社企画担当は無理に続けなくても良いのではないでしょうかね。それでも採算合っているなら余計なお世話かもしれませんが。


という訳で、知られざる恵方参りについて解説してみました。あくまでもボーナスですので、必須という訳ではありません。なお、豆まきは、全国各地の神社の公式行事にも採用されていますので、積極的にやってもいいでしょう。