私が顔を出している2つのNPOでは、学生を常に探しています。平日における自分たちの活動を手伝ってほしいからとか、学生を相手にした活動をしているからとか、理由はそれぞれです。ただ、意外や意外、どちらも学生を探しているとはいえ、最近は学生を見つけられる良質の穴場のようなものが無いと困っています。社会人は学生を見つけられないのです。

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この学生が見つからない現象について、考えてみます。

【1】大学のセキュリティ強化

学生はどこにいる?と問われれば、答えは一択、学校です。何かしらの学生と接点を持ちたい社会人グループというのは、かつては学校に出向いて勧誘などをしていました。しかし、近年では良くも悪くも各大学でのセキュリティは強化されています。学内のポスターを張ったり、ビラを配ったりというのは難しくなりました。まあ、私も実体験済みですが、学生を狙う悪徳団体も存在するわけで、致し方ないのかもしれません。

一方で私の顔を出しているNPOは、やっていることは真っ当なので、大学当局の許可を取るというのもできなくは無いかもしれません。とはいえ、様々な制約や対価が求められますので、正規の手続きを経て行うのは、非営利活動の一環としてはあまり割のいい話ではありません。それに学生時代、私も学内で散々ビラ配りしたり、看板作って活動の告知をしたりしましたが、努力の割には結果が伴わなかったので、おそらくそういった活動は中々芽が出ないのでしょう。学内ではなく、学生街でやったとしても結果は同じものだと思われます。

【2】WEBサービスの内輪化

かつて、インターネットを介したコミュニティといえば、MIXIでした。掲示板機能のあるコミュニティで交流したり、検索機能を使って見つけた人にメッセージを送る等の一本釣りをしたりと、無料で使える出会いツールとしては秀逸でした。しかし、時の流れは残酷なもので、MIXIはもはやゲーム屋もしくは、ニッチコミュニティサービス屋となってしまいました。

その代わりに今では、Twitter、Facebook、Line、instagramがネットコミュニティの代表格です。Twitterは、広く周知できますが、逆に特定のターゲット層に向けての告知には向いていません。その他3つについては、どちらかと言えば、内輪の人間関係の強化に向いており、未知なる人へのコミュニケーションには向いていません。

一般論的には、この中で、最も効果が高いのはFacebook内の広告サービスです。とはいえ、今回の場合は何せ非営利活動ということもあり、食指が鈍ってしまいます。さらに今回の場合問題なのは、学生はFacebookにあまりアクセスしないということでしょう。学生はどんなWEBサイトで情報収集しているのだ・・・ということになります。

【3】学生は学生でなくなる

私は学校を卒業してからも、学生とは意識的に絡んできました。普通の社会人に比べれば、新しい学生の発掘に目を光らせてきた方かとは思います。ただ、そのときには学生と知り合えても、翌年には学生も歳を取るわけです。というか、社会人と意識的に接点を持とうとする学生は3,4年生が多く、結構な割合で卒業してしまいます。学生と知り合っても、うかうかしていると学生では無くなってしまうため、学生という知り合いがストックされることはないのです。

【4】学生を統一する存在や媒体が存在しない

私が知る限り、学生として最高クラスのメディアというのは、有名大学の学園祭実行委員会、AGESTOCK(旧:学生団体AGE)、喜多恒介氏とその周辺ぐらいです。とはいえ、実行委員会はあくまでも学祭としての機能に特化していますし、AGEのWEBサイトは今年の夏なんかこのブログよりもアクセス数少ないですし、喜多氏は「 学生団体の時代は終わり」と呟いている状態です。

もはや、この団体(学生)が何かを発信したから多くの学生が動くというような、学生を統一するような安定したメディアは存在しないのかもしれません。また、現役の学生に普段、学生一般はどんな媒体みているのと聞いても、明確な答えが返ってこないことが、それを後押ししています。まあ、学生のための最強のメディアといえば、大人が運営しているリクナビだとは思いますがね。。。


・・・という訳で、学生を集めようとするとき、メディアやWEBサービスだけに頼ろうとしても、限界が見えています。学生向けにイベントを開くのは、金にものを言わせた広報戦略を除くとなれば、かなり頭を捻らせたPR戦略を取るか、口コミが最強なのかもしれません。

ちなみに今、私が学生を探しているのはこちらのイベントの集客のためです。
もしよろしければ、学生さん、是非ご参加くださいな。
このイベントの主催団体は、NPOの広報活動を支援するNPO団体。
上の文章を読んで、学生集客のやり方を他に知っている学生さんがいたら超歓迎です。
「a-con presents Early X'mas Party 2016 仕事だけじゃもったいない!?
よくばり社会人のワーク&ライフのぞき見ナイト」