街歩きツアーというものに参加してきました。ツアー名も「怪談師・志月かなでと行く「池袋ミステリーツアー」」という、いわゆる心霊スポット巡りです。ツアー名違わず、舞台は池袋。街を歩いているとどこからともなく「不思議な不思議ないけぶくろぉ」と聞こえてくる恐ろしい街です。ルートは下記の通りとなります。

1. 上池袋 お茶あがれ地蔵
2. 子安稲荷神社
3. 池袋四面塔稲荷大明神
4. サンシャイン60
5. 池袋中央公園
(※この記事では、これらのうち3つだけご紹介します。あとは参加してのお楽しみということで)


まず、ご紹介するのは、 「お茶あがれ地蔵」
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江戸時代に、この辺りには遊郭があったらしく、遊女(売春婦)が客引きをしていました。この地には遊女の霊が出たとのこと。 その幽霊は「お茶上がれ(召し上がれ)」と人々に声をかけていました。その後、この地蔵を建てたことにより、もう出なくなったとのこと。それが由来してか、お地蔵さんにお茶が供えらていたのには驚きました。

ところで、実はこの地蔵、元はもう少し離れた場所から移動させられたという経緯があるようです。

今回ツアーガイドを務める志月かなで氏が、地元の方へ聞き込みを含めた独自の情報によると、元々は次の写真の位置にあったのではないかということです。※看板の表記は塗りつぶしています。

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さて、街歩きということで、次の目的地まで、徒歩で移動します。この辺りには幽霊がとりついている白い自動販売機があるとか、かつて池袋村と呼ばれていた時代の不思議な話をしながら進みます。このような話をすると、道端にある自販機や神社、祠などがやたらと気になるようになりますね。

こちらの写真は池袋パルコの裏側の水天宮。

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ここを含め、東京にはお稲荷さんが祀られている祠が沢山ありますね。余談ですが、お稲荷さんの祠は、商売繁盛の為に自宅の敷地内に祀っている人もいます。しかし、きちんと手入れをしていかないと、祟られて不審火が原因の火事に遭いやすくなるという言い伝えがあります。江戸では火事で大変だったと言われていますが、木造建築が密集していただけでなく、お稲荷さんを蔑ろにしていたのも原因のひとつかもしれません。


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パルコの裏といえば、このツアーの目的地のひとつがあります。「池袋四面塔稲荷大明神」です。子安稲荷神社、威光稲荷神社、南池袋三社神社で作り上げる三角形のほぼ中心に位置する場所です。この三角形は結界を形成しており、その中心点で機能するのが、四面塔稲荷大明神なのですが、土地開発による影響で、本来の中心から少しずれた場所に移転させられてしまいました。つまりは、現在は結界が崩壊してしまったことを意味します。それによって、通り魔事件など良くないことが起こったと言う人もいるようです。

凄くどうでもいい話ですけど、街中の神社って、お賽銭箱のセキュリティが徹底してますね・・・。



さて、最後の目的地。池袋中央公園です。ここは、元々、戦犯の処刑場だったとされています。処刑台が複数あったとされ、公園入口の木々のあるところ、噴水のあるところ、噴水の奥の雑木林の裏など具体的にどこにあったかについては様々な憶測が流れています。

この公園に入った数分後、参加者やガイドに異変が!!



この公園、猫がやたろと多いのです。もっふもふの魔力に誘惑されて、自分の意思と反して、身体が勝手に動いてしまう模様。恐ろしい。

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なお、志月かなで氏曰く、この公園の石碑周辺で、気分が悪くなってしまうとのこと。実際に彼女は、石碑から数メートルの距離を置いた場所で説明したっきり、そこから近寄りませんでした。

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ということで、正味2時間弱の街歩きツアーでした。ちょっと、視点を変えてみてみると池袋や東京という町は、全く違う様相に早変わりし、とても新鮮でした。なお、このツアーで一番危険なスポットは、東武東上線北池袋駅のすぐ出たところにある「踏切」です。線路が広く、かつ、電車の間隔が短い為、踏切内に閉じ込められましたから。割と本気で死ぬかと思いましたよ。

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