スピリチュアルの記事を見ると、2016年の9月から運気が変わるということがよく書かれています。これはいったい、どういう意味なのでしょうか?

端的に言えば、「地球から見える木星の方向が変わった」ということを意味します。占星術用語では「木星が天秤座へ移行した」と表現されますね。図のように、2016年の9月上旬ぐらいまでは木星は、地球から見て乙女座の方向にありました。それが、木星の公転などの関係で、木星が乙女座の方向から天秤座の方向に移動したことを意味します。

木星の移行


西洋占星術の大まかな考え方というのは、意外と難しくはなく、地球からみて惑星がどの方向にあるかで占います。惑星や星座にはそれぞれ意味があり、幸運を司るとされる木星が、バランスをとるという意味を持つ天秤座に移行することで、「バランスを取ることに幸福あり」みたいな読み方になるのです。つまり、2016年9月からは、乙女座的な幸福感から、天秤座的な幸福感に世の中がシフトするということです。これが万人に対する紋切り型の読み方といえるでしょう。

ただ、 個々人によって、木星の意味や幸福論が微妙に異なっておりますし、天秤座が何に対してバランスを取るかという意味も大きく異なります。例えば、秋の真夜中に生まれた人にとっては、天秤座は家庭運とリンクしますし、冬の昼頃に生まれた人にとっては天秤座は学業運とリンクします。今しがた、ざっくりと昼頃みたいな書き方をしましたが、生まれた場所や時間が少しずれるだけで、学業運が仕事運に変わるなど意味が大幅に違ってきます。あくまでもざっくりです。

それでも極論を言いますと、牡羊座生まれの人(3月下旬~4月中旬生まれ、牡羊座の方向に太陽がある瞬間に生まれた人)は、広義では天秤座は結婚運とリンクします。つまり、木星が天秤座にあるということは、結婚に関する幸福の時期、婚期という人も珍しくありませんね。あくまでも広義なので、個人座は非常に大きいですが。

なお、木星は、約12年で太陽の周りを公転します。そして、星座は12個につき、12個の方向があるわけです。単純計算で言えば12年の12分の1ということで、一つの星座に留まるのは、約1年ということになります。木星が次の蠍座に移動するのは2017年10月です。12年後に木星が同じ方向に戻ってきますし、木星が天秤座に無い時でもちょくちょく結婚運上昇期はあるのですが、とりあえずこの1年間、独身の牡羊座の人は頑張ってください。