このところ、個人的に色々大変でした。1年以上続けてきた某居酒屋での仕事が打ち切りになったと思えば、WEBを利用した全く新しいことを始めたり、占いの学校でイベントの企画を依頼されて実質的に中心になって進めたりと。これ、西洋占星術的には、まあそういう時期なんだなということです。トランジットの(現在の位置を指し示す)木星が、ネイタル(出生時)の惑星とアスペクトという相を織りなすとき、人生には色々なことが起こります。


Jupiter_by_Cassini-Huygens


占星術の専門用語的に言えば、ここ最近の私は5月ぐらいに、N木星-T木星(オポジション)、6月にはN木星-T土星(スクエア)、7月にはN天王星-T木星(スクエア)という、占星術的にボロボロの時期でした。占星術は、ある程度理論的な部分もありますが、経験則が大事です。今までお客さんや自分を沢山鑑定してきて、木星のアスペクト形成時に何が起こったか、まとめてみました。どちらかといえば、今回の記事は備忘録的なところがあるので、占い師の同業者向けです。

※書いていない惑星については、もう少し検証数を増やしたら、いずれ発表するかもです。

月 -木星のアスペクト
感情、女性などを意味する月と木星がアスペクトを作るとき、人は悩み事が増えるようです。一般的にこの星々の吉相では、この配置は悩みが解決するとか、気が楽になるとかと読まれますが、意外とこの時期にだからこそ、最後の膿だしということで悩みます。特に身内の女性に関わる何かしらの問題が表面化し、ある意味で楽になる事例が少なくありません。ちなみにN木星-T月だと威力は弱いため深刻に考える必要はないでしょうが、N月-T木星ですと中々無視できないでしょう。

 

 

水星-木星のアスペクト

知性を表わす水星と、幸運の星木星が関係を織りなすとき、勉強運か仕事運に影響を及ぼすようです。中々興味深いのは、特に吉相を形成するときに、試験日あるいは試験の結果発表日が当たる人は、大抵いい成績を叩きだします。仕事に関してですと、私の場合は特に、文章の執筆がとても進みやすいです。頭が冴えるといったご加護があるのでしょう。ただ、あくまでも水星は小粒の星。個人的には、そういう日にすごく儲かったという感触は強くはありませんでした。

 

 

金星-木星のアスペクト

愛と輝きを表わす金星が、木星と吉相を形成するとき、恋愛か金運に影響があります。普通の若い人だと、この時期に運命の恋をしやすいです。例えば、「もう別れちゃったけど、前に結婚を考えていた彼氏がいた時期を当ててみて」と中々意地悪な質問をしてくる人がいますが、この時期を算出して告げると大体当たります。結婚しているし、恋愛はもういいやという人は、こういう時期は稼ぎ時だったりします。

 

 

木星-木星のアスペクト

木星は大体12年でホロスコープを1周します。12年に一度の木星同士のコンジャンクションでは、社会的に活躍している人は、類まれなる飛躍の時期です。失業中の人はこの時期、ストレスをため込まずまったり過ごすということもあり得ます。その一方で約12年に一度見舞われるオポジションという凶相に差し掛かったとき、人は今の人生このままでいいのかと悩むようですね。


私のお客さんはアラサーが中心ですが、6年+12+12年のオポジションの時期で、皆さま結構色々悩んでおります。ちなみに1回目のオポジションは6歳前後なので、初めて学校に行くというライフイベントがあります。2回目は18歳前後なので、高校の卒業後の進路どうしようという感じで悩みますね。3回目がそのアラサーです。これらについては、プラマイ1年ぐらい個人差があるので、必ずしも該当の誕生日頃に悩むとは言い切れないのでご注意を。イメージするならば、18歳前後のオポジションという試練が早く来れば、貴重な青春時代と引き換えに大学受験対策に早めに取り掛かることだってあるでしょうし、その試練が19歳に来るとすれば大学という新しい世界に戸惑うか浪人という形で努力し直さなければなりません。


あと、対面鑑定のときには、私は絶対に言わないのですが、幸福の星である木星には、「楽にする」という意味もあります。木星は良くも悪くも、人生を楽にするのです。具体的に言えば、私は木星同士のアスペクト形成時に身内の死別を経験しました。自分が死ぬのか、身内が死ぬのかは、私としてはこれだけでは断定できませんが、『西洋占星学入門』で石川氏も木星と死期の関係について言及しています。
 

 

木星-土星のアスペクト

社会的責任を追及する土星とアスペクト形成時、楽しいことだけが起こるとは限りません。例えば、吉相時は昇進なんていうことはありますが、責任が増えることと表裏一体です。また、凶相時、木星は享楽も意味する星ですが、享楽の代償を強く要求されます。普通の人の感覚で分かりやすく言えば、その代償とはお金です。催し事が増える一方、出費も増え、全般的に多忙となります。ただ、個人的な欲求だけ忠実に行動している訳ではないので、その忙しさや出費も受け入れた方がいいでしょう。

 

 

木星-天王星のアスペクト

変化を司る天王星が幸運の星に絡んだとき、何が起きるのでしょうか?お察しのとおり、人生が変化します。特に吉相時だと、良い方向に変化しやすいです。仕事が増える、結婚するなどといったことが起きるでしょう。一方で、凶相時では、人生が悪い方向に変化します。この時期、転職しようとすると、かえって状況を悪くします。また、望まなくても、最近の私のように仕事をロストするかもしれません。凶相時はなるべく穏便に何事も無いように過ごした方がいいでしょう。そういう時期なのです。

 

 

木星-海王星のアスペクト

海王星は、物事を曖昧化させ膨張させる星だと言われています。吉相時、木星の持つ幸福感が膨張し、人生が少し楽になります。逆に、凶相時は、人から良い評価を受けずらくなりやすく、ナイーブになりやすい時期です。N海王星-T木星の組み合わせの場合は期間が長い為、何かやりたいことがあったらチャレンジしてみましょう。ただ、その時期での評価というのは吉相にしろ凶相にしろ、実態からはずれています。吉相時に成功しても過信せず、凶相時に失敗してもふてくされず、自分の基礎力を磨いてください。



木星-冥王星のアスペクト
極限を意味する冥王星とアスペクトを形成するとき、特に吉相形成時は中々、面白いことになります。端的に言えば、社会的ステータスが上がります。この時期に、コンテストなり発表の場がある人は、大抵うまくいきます。転職や昇進、良い意味での異動も期待できるでしょう。そういう時期を目標設定のマイルストーンとして設けることが、分かりやすい開運術となります。逆にいうと、その時期に何もしないようであれば、もしくは、自分自身がどうありたいか確定していなければ、非常にもったいないということです。



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