「転職活動の調子どう?」実家から久しぶりにメールが来ました。その日、私は無職説明会に参加していました。どう返信するか、今悩んでいます。

無職説明会」は昨年は日経新聞にも取り上げられた伝説のイベントです。無職のブランドを築きつつある岡田紘樹さんのプロデュースの下、2014年版も昨日、無事開催されました。ゲストも大川竜弥さん(音楽系)、黒田勇樹さん(俳優系)、シマヅさん(美術系)と、夢追い人の基本属性をうまく抑えた構成となっていました。その内容も踏まえつつ、感想を述べていきたいと思います。

お財布に優しい無職メニュー
写真は会場で提供された無職メニュー。具なしあんかけのかかったご飯、コンソメスープ、はちみつの味がする水みたいなドリンク。お財布に優しい価格で提供されました。


【1】世の無職はどのようにして生き延びているのか

世の中、お金が無いと生きていけません。出演者の方々は100%何もしていない訳でもなく、時々ライターをやったり、イベントに関わったり、自営業と完全無職の境目をうろうろしている状態でした。いずれの方も、チャンスに対する嗅覚が鋭く、世の中を器用に渡り歩いているようです。そして、その生き方を助けるものは公的支援制度や税金等の知識、人に愛されるスキル、余計なプライドを持たないことなどの素養が大事だという話でまとまりました。私も失業手当と税金対策で、今現在、資産の目減りをかろうじて抑えていますが、公的制度の理解マジ大事です。


【2】無職のメリットは何か
結論からいうと、メリットは少ないとのことです。「無職から脱却できたら、周囲からの評判があがる」など出演者が様々なメリットを熱弁しますが、それデメリットやん。数少ないメリットとして認められたのは、所属団体がないため、団体に対して責任を負う必要がないということでした。

出演者の方々はそれぞれ高い素養とある程度の人脈がありますが、それでもカネがやべぇという話をしていました。やはり、ハードモードの人生ではあるようです。結局、社畜最高じゃない?という話で落ち着きましたが、それでも彼らは無職を続けています。


【3】悪い無職と良い無職
まず、全員の総意ですが、社会保険料や税金を納めるなど義務として課せられることに対して、誠実に対応することが求められます。これをできないのが悪い無職でしょう。逆に良い無職もいます。それは誰かを幸せにする無職。親の介護のために働けない無職を誰が責められましょうか?また極論ですが、たとえヒモでも本当にパートナーを幸せにしているのであれば、それも誰かに価値を提供しているといえます。説明会では、「最低2名以上を幸せにできれば良い無職」としようと結論がでました。


【4】出演者の雰囲気から思ったこと(話題には出なかったこと)
世の中、結婚の話になると、相手の年収は気になるものです。直接話題には出なかったですが、出演者の雰囲気を見るに、無職とはいえど結婚から程遠いとは思えませんでした。苦労はしながらも自分の生き方を探求しており、表情がとても良い点、無駄なプライドが無い点。人間として魅力があるのですよ。実際、無職状態で出会ったのに結婚したという事例も何件か聞いています。だから、年収が低い、収入が安定していないから恋愛や結婚をあきらめるというのは理由にならないと突き付けられました。もちろんお金があるのに越したことはないですけどね。
あとは、まあ運でしょうか。松下幸之助も成功には運の要素も絡んでいるという考え方をしますが、あの人たち、運がいいと思いますよ。


他のブロガーから見た無職説明会