とある読書会で、ニコニコ動画を運営している川上量生著『鈴木さんにも分かるネットの未来』がテーマとなりました。この本を一読した上で、思ったことを参加者たちでざっくばらんに話し合ってみました。



そして、話題のうちのひとつは、機械が発達したら世の中はどうなるのかということ。様々な話が飛び交いましたが、この読書会は原則オフレコなので、私の意見だけ載せてみようと思います。

近未来はIOTが加速する


数年前までICT(Information and Communication Technology)という言葉が流行っていました。その英語の通り、知識・情報の通信・伝達に関する技術のことを指します。電話に始まり、メール、SNSなどのクラウドサービスなどを指します。あとはeラーニングもこの仲間に入れてよいでしょう。

ところで最近の潮流というはIOT(Internet of Things)です。通信をする道具というのは、パソコンやスマートフォンなどの通信機器そのものですが、この他にも世の中に存在する色々なモノに通信機能をつけて、機能アップを図ろうというもの。例えば、物流において配達物に発信機をつけることで今どこにあるのかをリアルタイムで把握したり、ガスや電気のメーターが自動的に回線接続することで係員が検針に来る手間を省いたりできます。

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ここで占星術の話をするのですが、2018年から天王星は牡牛座に入ります。これが何を意味するかといえば、所有物・物に関する革命が起きやすいというものです。正直、それ以上でもそれ以下の意味でもないので、具体的にどういうことかと言えば、私もはっきりとはいえませんし、よくわかりません。この言葉をどのように拡大解釈して、物事を当てるかが占い師の力量となります。

私が思うに最近登場した3Dプリンターは近未来を予測するカギになるかもしれません。3Dプリンターというのは、観念を物に具現化するもの。設計図を基に、特殊プラスチックなどの素材を設計図通りの形に加工する装置です。製造業の製品の試作品に使われる他、建築業ではプレゼン用の模型を作るときにも使えますし、個人のオタクだとフィギアの作成なんかで楽しんでいます。

その3Dプリンターがもし、様々な素材を扱え、各家庭に常備され、ネット上に様々な設計図が出回るようになったらどうでしょう?物流の世界が大きく変わることを意味します。今は物を所有せず、必要に応じてシェアする時代です。今後は物がなくとも、ネットを漁ることで何とかなる時代が来るかもしれません。


遠い未来には人が作業をする必要がなくなる


機械の発達とともに、人は機械に仕事を取られ、また新しい機械の誕生故にそれに関わる職業が誕生しました。例えば、電話なんかは、その昔、電話交換手が必要ですが、今はそんなものは必要ありません。その代り、ケータイ電話が普及し、ケータイショップ屋で働く人が出てきました。ただ、全般的に考えると、そのいたちごっこも、機械の方が上手になる可能性が高いでしょう。先ほどの検針員のような仕事は、機械によって淘汰されていきます。

究極論的にいえば、機械の所有者、権利者、技術者を除き、大半の仕事は消滅する可能性があります。それらの人たちが善意による統治をしなければ、つまりベーシックインカムの普及とかなければ、多分大半の人たちは食い扶持が無くなるというヤバい状況になるでしょう。

それでももし、仕事を探すとなるならば、対人間向けの仕事、人間力が問われる仕事ということになるでしょうね。それは接客業かもしれないし、芸術家かもしれないし、人間関係を調停する弁護士かもしれないし、システムとは明後日の方を向いている占い師かもしれません。

また、古代ローマ人やギリシア人、平安貴族なんかは、暇を持て余し、芸術や哲学などに打ち込みました。ベーシックインカムにより市民が働かなくても生きていける時代になった場合、ひょっとしたらそういう状況が再来する可能性はあります。なお、働かなくても生きていける存在としては、子育てや介護から解放されている主婦が挙げられるでしょう。彼女たちは、お稽古ごとをしたり、優雅なランチを楽しんだりするわけですが、ひょっとしたら、それは非常に未来的な生き方なのかもしれません。

未来で仕事をしたければ、占い学校の先生とか、いいかもしれませんね。あれ?