2017年度向けのリクナビが解禁です。リクナビ2017のCMの出来はとてもいいと思います。音楽の力によって、勇気が湧いてきますし、就活生なら、自分もこんな感じで就職活動できそうと、ビジョンが心の底に焼きつくような出来栄えです。

 


さてさて、時代は、独立、自営、副業、「好きなことで生きていく」などを煽ってます。私も正社員の道を外れ、貧乏生活を送りながらフリーランスっぽい感じで生きているのですが、別に、私が実体験のもとにフリーは厳しいですよとか、そういうことは言うつもりはありません。

とはいえ今回の記事の結論を言いますと、大学生は、実際に就社するかどうかは別問題として、一度は就職活動をした方がいいと私は思っています。その理由をまとめてみました。起業とかフリーとか薄ぼんやり考えている人には、特に見てほしいかな。


【1】主流派の流れを共体験できる

まず言えるのは、現在の大卒新卒向けの就活において、大学3年生や4年生はリクナビもしくはマイナビを使っての就活が主流であるということです。つまり同世代の四大卒同士では、いわゆる「普通」の経験であり、共通の話題となります。就活に本腰を入れるにせよ入れないにせよ、自分と同い歳の人たちが何を考え何を悩んでいるのかを理解することは、自分の立ち位置を理解することにも繋がるでしょう。

私の場合は特にフリーの占い師をやっていると、その時代の主流派の感覚を切り捨ててはいけないと、常日頃から考え、なるべく色々な人と接するように心がけています。

【2】就活が合わないのであれば諦めがつく

リクナビが提唱するような就活に合わない人というのはいます。そういう人は、確かに起業したり、もっと別のルートから職探しをしたりする方が良いのも確かに事実です。ただ、そういう違うルートを歩むのも中々の棘の道。人によっては、いえ大抵の人は挫折します。

そして、問題なのは、新卒切符というのは人生には1回しかなく、就活をしなかった自分を呪うかもしれないということです。あの時、超エリート有名企業から内定をもらえたかもしれないという仮説の歴史に苦しむ可能性を残しています。就活に失敗して仕方なく違う道を歩んだというのであれば、就活に未練は無いわけですので、違う道を全力で邁進すればいいだけ。仮説の過去に囚われるのであれば、その仮説の人生を予め潰して置いた方が、不要な後悔が無くなるでしょう。もちろん、たとえ自営が失敗しても、こういう後悔はしないと自信があるのなら、別にそれでいいとは思いますがね。


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【3】業界の人からリアルな情報を貰える

起業をするというのであれば、様々な情報が必要なわけですが、その情報をどうやって入手するのでしょうか?やり方は幾つかあるとは思いますが、そのうちの一つは、業界関係者と直接話すことです。

ところで就活生の特権のひとつは、OB・OG訪問をしやすいという権利です。業界関係者の生情報を聞けますね。最初こそ、何のツテが無くとも、大学のキャリアセンターにいけば紹介してくれるかもしれません。また、もし起業済みだった場合、OB・OG達は競合になることもありえます。業界仲間だからこその話もできるかもしれませんが、ある程度身構えられてしまうでしょう。

【4】研修を受けられる

万が一、内々定をとってしまったら、一定期間その状態におき、その後内定辞退をするというのも、セコいですが、ひとつのやり方です。これに何のメリットがあるかといえば、事実上タダで「内定者研修」というものを受けられること。一定規模以上の企業だった場合、内定期間に何らかの研修を受けるように指示されることでしょう。その内容は社会人の基礎スキルであったり、その業界の基礎知識であったり様々です。企業はその研修にかなりのコストをかけているハズなので、それをタダで享受できるというのは驚異的なことだと言えます。

なお、企業の立場から言わせてもらえば、内定辞退って本当に腹立たしいことです。人材業界出身の私としては、やってほしいと思うものではありませんので悪しからず。

ただ、企業社会の慣習を全く理解せずに、起業して社会に乗り込むのはどうなんだろうと思います。例えばメールに「いつもお世話になっております」と枕詞を使うことが、企業社会の慣習だと知らず、まるで怪しげな外国人の送るスパムメールのように、「こんにちは」とメールしてくる学生のいかに多いことか。マナー本とか言葉遣いの本とか読んでいても、自分一人では、意外とメールの書き方のマナーを勉強しようとは思わないですからね。新社会人に必要な基礎知識って何なのか、その全体像が見えていますか?まあ内定者研修が、どこまで企業社会全体のベーシックさを網羅しているかは、会社次第なので保証できませんが。