Sushi


日本は、比較的衛生観念の強い国だと言われています。一方でアジア諸国を放浪すると、あまりの衛生観念の格差のため、眉を顰めたり、場合によっては腹を壊したりする日本人も出てきます。確かに、この一般論というのは、現時点では正しいことが多いようです。

しかし、必ずしもそうかと言われば、日本の方が劣っている場合もあります。今回の記事では、あえて重箱の隅をつついてみましょう。

【1】回転寿司

日本の食文化といえば、お寿司。鮮度の良い魚を使うだけでなく、ワサビや酢による殺菌と、食品保存のために智慧が絞られている一品です。しかし、問題なのは回転寿し。ベルトコンベアの上を常に回っているお寿司は、衛生上、あまりよくありません。誰かがくしゃみをしたものならば、すぐに汚染されます。

その対応策として、寿司皿に、プラスチックの蓋を被せるようになりました。また、寿司の乾きも防ぐという働きもあります。今でこそ、蓋を被せるのがポピュラーとなりましたが、実はこのアイディアは、フィリピンで生まれたものです。蓋の無い回転寿しを見たフィリピンビジネスマンは、「汚い」と考え、このアイディアを思いついたのだとか。

【2】コンビニおでん

日本のコンビニでポピュラーなメニューのひとつはおでんです。ただ、多くの日本人も薄々自覚していますが、このおでん、基本的に野ざらしですし、不特定多数の人が手を洗っていない状態でトングを使うので、あまり衛生上よろしくはありません。一部のコンビニ店員ですら、それを認める程です。

中国のセブンイレブンでは、これに対して徹底的な姿勢を見せています。まず、レジ係と調理係のすみわけを行い、調理係はマスクに調理帽子を着用。料理をよそう時も、この店員が客の注文に従って対応します。また、上から唾や埃が被らないように、料理の上をプラスチックケースで囲っています。


平均的にみれば、確かに日本は世界トップクラスの衛生基準を誇りますが、それに胡坐をかかず、まだまだ他国から学ぶことはありそうです。


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