先日、フリーランスの実態調査をしている人にインタビューを受けました。特に「フリーランスから見て、あったらいいなと思うサービス」を聞かれ、その問いについて真剣に考えてみました。

【1】個人事業可能なソーシャルアパートメント

フリーランスになると、一番悩むのは「住むところどうしよう」というものです。家を新しく借りる場合というのは、確定申告書(フリーランスにとって唯一の収入証明)が必要となります。しかし特に1年目は、確定申告の時期に間に合わなかったり、先行投資などで赤字であったりする場合も珍しくなく、黒字になっている確定申告書を提出できない場合もあるでしょう。

そういった意味で、フリーランス用の独自審査を持った、ソーシャルアパートメント(シェアハウス)があればいいなと思います。場合によっては、フリーランス同士でタイアップして仕事をできることもあるでしょう。細かい要望を書き連ねるとこのような感じです。

・規模40名以上。(時折、変な人が紛れ込んでも影響が薄い)
・自分の個室を開業届用の事務所所在地にしてOK。
・個室は防音仕様。(電話での商談がしやすい)
・大きめのラウンジ(リビング)があり、そこまでなら外来者の来訪は自由。

私が知る限り、この会社の運営するマンションが、フリーランス向けになってくれると、この理想に近づくだろうなと思います。
株式会社グローバルエージェンツ
月島荘~企業寮をシェアするという試み~

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【2】正当報酬のでる業務委託情報サイト

フリーランスは技術だけでなく、営業力もないと仕事を獲得できません。そんな人たちの強い味方となるのが、業務委託情報サイト。WEBサイトの構築から単純データ入力作業まで、単発業務の募集情報が集まっています。

ただ、ひとつだけデメリットがあるとすれば、単価の安すぎる仕事が多いこと。例えば、文章執筆の仕事は1文字0.5円以上が相場ですが、酷い場合、1文字0.2円の案件も平気で出回っており、おこずかい稼ぎの人たちが受注してしまうことで、単価が下がってしまいます。そんな安値の仕事ばかりやるのであれば、フリーターになる方がまだ食っていけるでしょう。

最低価格の下限がしっかりしている本格派向けの情報サイトがあればいいなと思います。惜しいと思えるサイトはこれですね。
日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」


【3】自信がない人間向け合コンサービス

フリーランサー、フリーター、無職、ニート。これらの人は、社会的に非常に弱いのです。独りでいると「死にたい」という気持ちが沸々と湧いてくる人も珍しくありません。こういう人たちを独りにするのは、自殺という観点から考えると非常にまずいです。それでも恋人がいると、幾分かその症状がマシになる模様。よくサラリーマンのおじさんが、キツイ仕事でも「家族がいるから」と踏ん張っていますよね。それと近い原理で、恋人がいるだけで、踏ん張りが利くようになるようです。

しかし残念ながら、そういう人たちは恋人を作るのには非常に苦労します。例えば、恋活婚活マッチングサービスの場合、特に男性は収入や社会的ステータスが低ければ、はっきり言って勝機はありません。女性でも、よほどルックスが良くない限り、ステータスが低いと「ステータスの高い男性」からは見向きもされないでしょう。また、そういうサービスで値踏みされる以前に、自分に自信が無いため、相手に気後れしてアプローチすらできません。

この場合、いっそのこと、自信のない人だけをかき集めた、合コンサービスを開始してもいいのではないでしょうか?そうすれば、お互いに気後れすることもなく交流できるでしょうし、また、参加者たちは基本低収入ということもありますので、酒の席では無く、カフェで開催するのもひとつのやり方です。また、基本、時間を作ろうとすれば作れる人たちなので、会場を低価格で確保しやすい、平日の午後開催というやり方もアリでしょう。


コンセプトは違うのですが、平日リーズナブルプライスでの出会いを求める場合、こういう社会人サークルを活用してみるのもいいかもしれません。
社会人サークルTOMOKOI


以上、私が今、フリーランサーという視点から求めているサービスでした。惜しいサービスは沢山あるんですけどね。