職業として魔術師(占い師)をやっているわけですが、当然、ビジネスの話以前に占いそのものが好きなのですよ。好きでもなければ、わざわざ履歴書に傷がつくような仕事を選ぶ必然性がありませんので。

そんなわけで、ネット上にある無料・有料占いや、路上の街占(がいせん)、街中の占いの館、イベントでのブースなどで、時折見てもらいます。 内心、自分でやった方が、お金もかからないし、精度が高いとは思っているんですけどもね。 とはいえ、セカンドオピニオンとして有用な意見はもらえないかとか、面白い演出はないかとか、いろいろ勉強になります。

数多くの占いを試して、これはアカンと思うのは「霊感を用いる占術」。占星学や四柱推命、私が用いるタロットなど運命学を学ぶことで習得できる占術とは違い、人智を超える存在(神、天使、守護霊etc)からスピリチュアルなメッセージを受け取るタイプの占術とでもいいましょうか。

霊感占いが何故、アカンかと言いますと、霊感占い師を名乗る人達は玉石混合なのです。

一番酷かった霊感占い師は、「貴方は暗いトンネルにいて、明るい出口に向かって歩いているのが見えます。きっと良い方向に進みますよ」と抽象的すぎる一言だけを発して3000円、しかも結果は大外れというものでした。

知人の占い師曰く、「霊感」というキーワードは、集客に重宝するとのことです。そのキーワードにあやかろうと、中には、霊感がないのに霊感占いと名乗る人も珍しくないのだとか。でも、当たる人は、凄まじいぐらい当たるのも事実です。 本物の霊感占い師を探すのは、トライ&エラーを繰り返したり、噂を聞きつけたり、地道に調査するしかありませんね。正直なところ、私は、霊体験は数回しか無く、実質霊感は0なので、霊感占いについてはあまり語れるものではありません。

ちなみに先日、「預言カフェ」に行ってきました。コーヒー(850円前後)を頼むと、店員がお客さんひとりひとりに預言をしてくれます。こちらの状況は一切聞かず、神様(キリスト教の神ヤーウェ?)の意思を、3~5分マシンガン状態でひたすら語るのです。これも一種の霊感占いなのでしょう。預言中はコミュニケーションを取れませんし、言っている内容も抽象度は高いのですが、ある程度的を得ている感じがしました。私とは全く違うスタイルの占い?ですし、中々新鮮でしたよ。おそらく、キリスト教の布教活動のおまけに近いのでしょうが、コンテンツとしては面白いですし、しつこく勧誘してくる訳ではないので、行ってみても問題はないでしょう。

なお、預言で私が言われたのは「しばらくは耐えてください、諦めないでください、無駄だと思う事でも一生懸命取り組みましょう」という趣旨の内容でした。店員さん、私のブログ読んだ訳ではないですよね?

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