東大卒、官僚とエリート路線を突っ走ってきた宇佐美典也氏。彼はそのポジションを捨てて、独立の道を歩み始めました。若手官僚が仕事を辞める場合は、外資金融やら大手コンサルティング会社に転職するのが王道です。ところが、宇佐美氏は「組織から個人へ」の時代の移行を感じ、あえて、完全独立の道を選ぼうとしました。しかし現実は厳しく、通帳残金2万円になるまでに追い詰められます。それでも持ち直し、今はメディア出演したり、「アンチグローバルマッチョ宣言」など独自ブランドを構築したりして、自分で生きる道を切り開いているのです。

この詳細な経緯について、『肩書き捨てたら地獄だった - 挫折した元官僚が教える「頼れない」時代の働き方』という本に書かれています。

自分でいうのもおこがましいのですが、私は宇佐美氏にシンパシーを感じています。といいますのも、今日時点の私は、自営業を始めて2ヶ月目、まだまだ事業が軌道に乗り切れていない状況です。また、宇佐美氏よりは1,2段階劣るかもしれませんが、世間的には学歴も職歴もそこまで悪くはありません。そのため、一度通読してみた率直な感想は、私にとってこの本からは学ぶべきことが多いというものでした。 

というわけで、この本に書いてあることで、現状、今自分が体験していることを箇条書きでまとめてみます。 




「自分と目の前にいるホームレスは何が違うのか」と疑問を覚え、考えるようになりました



本気で、これ何度も考えるようになりますよ。そのため、先日は予行練習として、代々木公園でキャンプしてみたほどです。11月でも惨めな思いをするぐらい寒かったのに、ホームレスなんて・・・。

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一人になったときにそのまま市場で通じる能力とは、結局のところ退職前に当たり前のようにこなしていた「仕事」にかかわる能力



前職では、コンテンツ制作に関わる仕事もしていました。確かに今の仕事も前職と共通する部分については、物凄く気楽にできるのですよ。逆にあまり相関性のない部分については、中々うまくいきませんし、やるぞと気合入れるにも、かなりのエネルギーが必要になります。




仕事上で培った人脈には過度な期待はできないということ。
・・・むしろ、こういう立ち上げ期に救ってくれるのは、社会人になる前、大学時代や高校時代・・・からのいわゆる「腐れ縁」だったりします。



激しく同意です。今のところ、私の8割以上のクライアントは、そこそこ信頼関係のある友人達か、その友人の紹介なのです。


この本によると、地獄からの脱却は「セルフブランディング」だと述べています。私もそれを信じて、今しばらくは地道にセルフブランディングしていきますよ。