ボランティア活動やNPO団体を通して、アラサーの割には学生と接する機会の多い自分です。今の学生を見ていると、総じて優秀だなと思うことは多々あります。しっかりした発言するし、要領よく仕事するし、恰好がそんなにだらしなくないですし、酒が無くても本音を話せますし、近い将来社会人になるということを意識しています。

確かに、(バイト先以外で)大人と接する機会の多い学生は良い意味で意識高めですし、私と比較的会う学生は、東大生、早大生の比率が高く地頭は良いというのもあるとは思います。それを踏まえた上でも、大学生だった頃の自分よりすげーと思える人の割合は、体感値として間違いなく多いです。

しかし、一方で、我々の頃よりも劣っていると思える部分もあります。

一番顕著なのは「弱くなっている」ということ。
主に学生向きの乗馬ツアーに参加したときの話です。何十キロもの距離を数日間かけて馬で疾走するこのツアーは、ハードで、参加者は全身筋肉痛や疲労に襲われます。

ただ、安全管理もしていて、自動車が並走しており、乗馬できなくなった人を乗せていきます。2007年に参加したときは、全日程を通して自動車に乗った人は1割もいませんでした。しかし2013年のツアーでは、総走行距離が少し短くなっているにも関わらず、3割近くの人がギブアップして車に乗ったのです。おそらく、限界を超えてダウンをしたら元も子もありませんので、無理をしないという合理的な判断をしたのだと思います。

もうひとつ注目するべきことは、落馬が2007年のツアー時には1件だったのに対し、2013年のツアー時には複数回発生していることです。いずれのケースでも地面が柔らかいので怪我はありませんでした。一般的に落馬をするのは、馬が暴走するよりというよりも、参加者の注意散漫によることが多いです。つまり疲労か何か注意力が落ちているという可能性もあります。

この現象から読み取れるのは、今の学生は限界を超えることを好まないし、また肉体的限界点も低下しているということですね。たかだか、5,6年違うだけで、ここまで性質が違うというのには驚きました。

うーん、こんなことを考えてしまうとは、私、老害ですね。

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